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名前 価格 効果 タブレット 50 単体HP500回復 カプセル 60 全体HP300回復 ドラッグ 300 単体HP3000回復 ポーション 400 全体HP1200回復 リネメット 3000 単体HP20000回復 エリクシル 50000 全体HP30000回復 サプリ試供品 500 単体ST100回復 STサプリ 4000 単体ST500回復 ホワイトサプリ 15000 単体ST1500回復 Xサプリ 100000 単体ST5000回復 ミネラルウォータ 500 単体SP100回復 フレッシュドリンク 4000 単体SP500回復 ブランドスカッシュ 15000 単体SP1500 フェアリードリンク 100000 単体ST5000回復 解毒剤 30 単体「毒」状態治療 視力回復キット 40 単体「暗闇」状態治療 生命のかけら 3000 単体蘇生 生命の塊 全体蘇生
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きょういそん【登録タグ 2020年 VOCALOID v flower き ちいたな 春瀬れつ 曲 曲か 殿堂入り】 作詞:ちいたな 作曲:ちいたな 編曲:ちいたな 唄:flower 曲紹介 誰も救えない、救われない話 曲名:『共依存』(きょういぞん) ちいたな氏の48作目。VOCALOIDを用いた曲としては44作目。 映像・ギター:春瀬れつ 歌詞 大抵はイミテーション 君と僕の関係は ダメですか? 答え何て疾うにわかっている 曖昧な人生だ 夢の中で泣いていた 仲間外れの透明人間さ 初めての恋と呼べたのなら どれだけ素敵な御伽噺か 寂しさを鏡で紛らわす そうだね、くだらないね 正に地獄絵図 嗚呼 後悔なんて消えちまえ 失くした命は戻らないから お願い 僕を殺して 神様は嘘つきだ 慈愛に溢れた悪魔の心臓は 絡まり交わる愛の形でした 不完全なコミュニケーション 歪なこの関係は おかしいな あの日から時が止まっている 散々な人生だ 夢であれと泣いていた 誰も知らない孤独の亡霊さ 泣き虫と夜を仰ぎながら 君の抜け殻に灯す篝火 十字架に祈りを捧げても そうだね、意味が無いね 早くいなくなれ 嗚呼 どうやったって死ねないね 呪われた僕を離さないから お願い 声を聞かせて 何もかも失って 残された僕は悪魔の象徴さ 終わることのない真っ赤な夜の中 ねぇ あなたは大人になったら何したい? 僕はね 君とね 世界を旅したい 私はあなたの子供を産みたい まだまだ先の話ね あの日の約束叶わないなら 私の命をあなたに託そう ごめんね さよならをしよう さぁ 温かい胸の中へ 嗚呼 もう散々だ消えてくれ 失くした命が胸にあるなら お願い 僕も殺して 愛した人でさえも 許せない僕は悪魔になっていた 覚めることのない真っ赤な夢の中 コメント いい -- かき氷 (2020-10-07 08 45 42) 広告で聞いて気になったからフルで聞いたけどとても良い曲(*´∀`*) -- クリームソーダ (2021-05-14 22 05 35) 是非もっと伸びろ -- 夏祭り (2021-09-13 09 34 59) これめちゃくちゃ伸びてほしい -- 名無しさん (2022-01-10 13 14 33) 名前 コメント
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スキル詳細 スキル系統 ポイント 発動スキル スキル効果 気力回復 10 スタミナ急速回復 スタミナ回復速度が2倍になる -10 スタミナ回復遅延 スタミナ回復速度が低下する 装飾品 名称 効果 スロット 早気珠【1】 気力回復+1 回避性能-1 ○-- 早気珠【2】 気力回復+3 回避性能-1 ○○- 解説 スタミナの回復速度が上昇するスキル。ガンキンUシリーズなどで散弾装備を作っているとオマケで発動させやすい。 回復量2倍ということで目に見えて早くなっており、ちょっとした隙にスタミナが全快している。 また10Pで発動できるため発動させやすいが、珠で付けると回避性能にマイナスが入ることに注意しよう。 当然ながらスタミナの回復しないタイミングでは効果がないし、スタミナ消費量は変化がないため 体術とどちらを取るかはプレイスタイルによる。 なおDL特典を活用すれば強走薬が作り放題なので、スタミナ維持は強走依存にして発動させやすいアイテム使用強化を選ぶのもあり 名前 コメント すべてのコメントを見る
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回復 回復効果の計算方法 ■HP回復量=対象者最大HP×スキル固有値×(1+アビ補正値) スキル固有値 【前衛スキル】 【後衛スキル】 後衛回復スキル固有値 スキル名 SLv1 SLv2 ヒールスロー ハイヒールスロー 0.637 リザレクトスロー 0.758 アビ補正値 回復アビ補正値 アビリティ名 補正値 回復効果UP小 0.1 回復効果UP中 0.21 回復効果UP大 0.33 回復アビリティの効果は重複して得られます。 回復効果UP小と大をセットした場合には ■HP回復量=対象者最大HP×スキル固有値×(1+0.1)×(1+0.33) で計算されます。組み合わせは少数なので、重複を考慮した補正値は下の通り。 回復アビ補正値 アビリティ名 補正値 回復効果UP小 0.1 回復効果UP中 0.21 回復効果UP大 0.33 回復効果UP小+中 0.331 回復効果UP小+大 0.463 回復効果UP中+大 0.6093 回復効果UP小+中+大 0.77023
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名称 種類 回復量 備考 満タンの薬 回復 1 体力全回復 夢幻の水 回復 50 市場限定 おいしい水 回復 50 ショップ購入 おいしい水 回復 80 墓場イベント バトルウォーター 回復 50 BRⅡ・Ⅲ初期配布 バトルウォーター 回復 80 BRⅠ初期配布 救急セット 回復 100 NPC所持 手作りジュース 回復 100 雪野NPC所持 手作り弁当 回復 150 雪野NPC所持 緊急回復薬 回復 300 黒羽NPC所持 金色の雫 回復 300 合成 エリクサー 回復/スタミナ 1 体力・スタミナ全回復 スペシャルドリンク スタミナ 1 スタミナ全回復 温泉まんじゅう スタミナ 20 出雲旅館イベント グレープフルーツ スタミナ 20 森林公園イベント リンゴ スタミナ 20 森林公園イベント クッキー スタミナ 30 竜崎NPC所持 バナナ スタミナ 30 森林公園イベント パイナップル スタミナ 40 森林公園イベント パン スタミナ 50 売店購入 お菓子セット スタミナ 100 風見NPC所持 カロリーメイト スタミナ 100 大石村イベント・NPC所持 手作りジュース スタミナ 200 雪野NPC所持 カロリ-メイト スタミナ 300 初期配布 銀色の雫 スタミナ 400 合成 名前 コメント すべてのコメントを見る
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回復 赤字は新しいもの ( )内の価格は売値の2倍(店に売っていない) [ ]内の価格は5番道路の人に買い取ってもらった時の価格 入手性について 記号 意味 ○ 店などでいくらでも買える △ 店などで買えないがいくらでも手に入る 数字 1つのセーブデータで手に入る個数(通信除く) PDW ポケモンドリームワールド内でのみ手に入る ※ 入手方法が特殊(配信や他ソフトとの連動) 名前 価格 効果 入手法 入手性 キズぐすり 300 HPを20回復 ショップ ○ いいキズぐすり 700 HPを50回復 ショップ すごいキズぐすり 1,200 HPを200回復 ショップ まんたんのくすり 2,500 HPをすべて回復 ショップ かいふくのくすり 3,000 HPと状態異常をすべて回復 ショップ(必要バッジ8個)ライモンドーム内トレーナー報酬(ナース) ○ げんきのかけら 1,500 ひんしのポケモンのHPを半分回復 ショップ ○ げんきのかたまり (4,000) ひんしのポケモンのHPをすべて回復 ライモンドーム内トレーナー報酬(ドクター) △ きのみジュース (50)[1,500] HPを20回復ポケモンに持たせると、体力1/2以下で使用 ヒウンシティ(野生)ツボツボ △ ハートスイーツ (100)[100] HPを20回復 フィーリングチェック △ おいしいみず 200[200] HPを50回復 各地の自動販売機(まとめ買い不可・安売り対象外) ○ サイコソーダ 300[300] HPを60回復 ミックスオレ 350[350] HPを80回復 モーモーミルク 500[500] HPを100回復 ホドモエのマーケット(1本か1ダースで販売・安売り対象外) ○ ちからのこな 500 HPを50回復使用したポケモンのなつき度減少 ホドモエのマーケット ○ ちからのねっこ 800 HPを200回復使用したポケモンのなつき度減少 ふっかつそう 2,800 ひんしのポケモンのHPをすべて回復使用したポケモンのなつき度減少 どくけし 100 どく状態を回復 ショップ ○ まひなおし 200 まひ状態を回復 ショップ やけどなおし 250 やけど状態を回復 ショップ こおりなおし 250 こおり状態を回復 ショップ ねむけざまし 250 ねむり状態を回復 ショップ なんでもなおし 600 状態異常をすべて回復 ショップ ばんのうごな 450 状態異常をすべて回復使用したポケモンのなつき度減少 ホドモエのマーケット ○ もりのヨウカン (200)[4,000] 状態異常をすべて回復 ロイヤルイッシュ号 △ フエンせんべい (200)[4,000] 状態異常をすべて回復 いかりまんじゅう (200)[6,000] 状態異常をすべて回復 クリア後古代の城でイベントセッカシティ(冬)ロイヤルイッシュ号 △ ヒウンアイス 100[2,000] 状態異常をすべて回復 ヒウンシティのアイス屋買えるのは毎週火曜日のみ(冬以外) △ ピーピーエイド (1,200) 1つの技のPPを10回復 落ちているもの参照ライモンドーム内トレーナー報酬(けんきゅういん) △ ピーピーリカバー (2,000) 1つの技のPPをすべて回復 落ちているもの参照 8? ピーピーエイダー (3,000) 4つの技のPPを10回復 7? ピーピーマックス (4,500) 4つの技のPPをすべて回復 8? マックスアップ 9,800 HPの基礎ポイントを10上げる(100まで) ショッピングモール R9バトルサブウェイ景品(1BP)カナワタウン右下の民家 ○ タウリン 攻撃の基礎ポイントを10上げる(100まで) ブロムヘキシン 防御の基礎ポイントを10上げる(100まで) リゾチウム 特攻の基礎ポイントを10上げる(100まで) キトサン 特防の基礎ポイントを10上げる(100まで) インドメタシン 素早さの基礎ポイントを10上げる(100まで) たいりょくのハネ (3,000) HPの基礎ポイントを1上げる(101以上でも有効) ホドモエの跳ね橋もしくはワンダーブリッジに出現する影に触れるどれが出るかはランダム △ きんりょくのハネ 攻撃の基礎ポイントを1上げる(101以上でも有効) ていこうのハネ 防御の基礎ポイントを1上げる(101以上でも有効) ちりょくのハネ 特攻の基礎ポイントを1上げる(101以上でも有効) せいしんのハネ 特防の基礎ポイントを1上げる(101以上でも有効) しゅんぱつのハネ 素早さの基礎ポイントを1上げる(101以上でも有効) ポイントアップ (9,800) 1つの技のPPの最大値を上げる 落ちているもの参照カナワタウンで物々交換(ほしのかけら)ライモンドーム内トレーナー報酬(エリートトレーナー) △ ポイントマックス (9,800) 1つの技のPPの最大値を最大まで上げる 古代の城(ダウジング)ライモンドーム内トレーナー報酬(ベテラントレーナー) △ ふしぎなアメ (4,800)[10,000] レベルを1上げる 落ちているもの参照バトルサブウェイ景品(48BP)ロイヤルイッシュ号カナワタウン右下の民家ライモンドーム内トレーナー報酬(ほいくし) △
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回復(用語・俗語) ガンダムウォー用語としては、本国を増やす行動の一つ。→回復する または俗語として、シーブック・アノー《BB3》やコスモ・バビロンが持つ効果など、厳密には「回復する」効果では無くともとにかく本国を増やす行動全ての総称としても使われる。 例えばTCGの元祖であるMtGがそうである様に、多くのTCGにおいてライフポイント(=本国の枚数)はそれほど重要視されない。 ただしガンダムウォーの回復には、単純なライフアドバンテージ以外に、 捨て山に行ってしまったカードを手札に持ってくる手段 資源コストが支払えなくなる事の防止 ドローフェイズ規定の効果による敗北の防止 といった意味があり、比較的重要となっている。 捨て山が0枚の場合、回復する効果を解決できない。(Q A530) 原則的に、この効果を最も得意とするのは青。カード枚数も断トツ。ただし緑以外の色には、「実用的な大回復カード」が最低1枚存在する。回復カードとはデッキに6枚も9枚も必要な物では無いので、苦手な色は実質緑だけ、という認識が一般的だろう。 参考 主な回復カード Zガンダム3号機《EB1》 エースの奮闘 確固たる一歩 武力による統制 ディアナ帰還 フリーダムガンダム(ハイマットモード) 惹かれあう魂 慈愛の眼差し 主な、厳密には回復する効果では無い回復カード 決戦前夜 コスモ・バビロン 司令部の移送 他、関連カード 結婚式 各機の連携 臥薪嘗胆 回復(特徴) 特徴の一つ。 その名の通り、本国を回復する効果を持つカードに付いている。 初出は「流転する世界」。 参考 主な「特徴:回復」を持つカード。 確固たる一歩 勝利の陶酔 平和への祈り
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回復について 体力や状態異常を回復したりする、狩りの脇役。 飲食時に隙がある(特に肉)ので戦闘中に使うときは気をつけて 体力回復系 薬草 金が無い序盤に。広域で広がってくれる サシミウオ 回復(笑) 回復薬 店売りでそこそこの回復量で、最も使うアイテムではないだろうか。 応急薬(支給品専用) さらに最も使うアイテム。回復薬との違い?自分で考えろ 回復薬グレート かなり回復するが、店で売ってないのが欠点。広域で広がらない 秘薬 体力全快+HP最大値MAX。いにしえの秘薬との決定的な差は、二つ持てること。 支給専用秘薬(支給品専用) うはWWWWWWタダWWWWWWおkWWWWWWWWWWW いにしえの秘薬 秘薬+こんがり肉G 回復笛 PTで吹くと喜ばれる 生命の粉塵 回復G並の回復量を誇る。周りの仲間も回復するので余裕があるなら持っておこう スタミナ回復系 コゲ肉 たまに吐くよ 生焼け肉 吐かない こんがり肉 スタミナを50回復。生焼け肉二個の方が腹いっぱいな気がする こんがり肉G スタミナ全快。うまいから腹いっぱいってのもおかしい 携帯食料(支給品専用) タダ飯。飲むのが早いから戦闘中も気軽に食事 元気ドリンコ 携帯食料。 強走薬 少しの間スタミナが減らない。双剣と組み合わせるのが一般的 強走薬グレート 長い間スタミナが減らない。ラオや黒龍もフルボッコ ステータス回復系 げどく草、にが虫 50%の確率で解毒。 使うとダメージ 要らない子じゃないもん 調合で使うよ(゚∀゚∩ 解毒薬 毒が消える。 漢方薬 解毒+体力回復。回復に期待してはいけない。 元気ドリンコ オオナズチの疲労を回復。 消臭玉 屁の臭いを消す。実は近くの仲間にも有効。 解氷剤 ドドンゴとかクシャのブレスなどからなる雪だるまを消す。 でも振動や風圧で消えるうえ、ダルマのとき走ってもスタミナ減らないのでぶっちゃけいr(ry 解毒笛 伝説の笛。バサルの毒ガスに当たった仲間なんかを助けろ 「レイアがサマーの態勢に入ったら、解毒笛よろしく。」
https://w.atwiki.jp/playaholic/pages/17.html
機種依存文字 原因 WindowsやMacintoshで文字コードが違い、表示されないために文字化けが起きます。 また携帯で使用する絵文字も機種依存するので、PC上や他キャリアで表示した場合に文字化けが起きます。 対応 機種依存する文字を使用しない。(全角一文字の特殊文字) 携帯サイトの場合は絵文字を使用せずに作成するか、キャリアによる振り分けを行う。
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「……邪魔だ、死ね」 ぐちゃっ、と音を発て、怪物が肉塊に変わる。 「コイツ等の狙いはお前か」 襲い掛かる脅威を唯の独りで殲滅した黒装束の男は、虚ろな眼をして座り込む少女の顎に手を添え、上を向かせる。 「ぁ……」 呆けたまま、されるがままの少女を見て、男は問い掛けた。 「お前はなんだ?」 「わた……し……?」 「お前は《ワーディング》内で倒れたが、受けた傷は《リザレクト》で治療されている。……お前は何者だ、『茅原千草』」 落ちていたノートを拾い上げ、名前の書かれた欄を押し付けるように見せる。 「かや……はら……ちぐさ……。……わた……しの、なま……え……?」 「……ふん。成る程な。お前にはまだ、“自分が無い”のか」 男は立ち上がり、少女に手を伸ばす。 「来い、茅原千草。お前の中にお前が出来るまで、道を作ってやろう」 少女は虚ろな眼で見上げたまま、男の手を取った―― ◇◆◇◆ UGN支部の、清潔感のあるロビー。 備え付けのソファ。 そこに、二人は座って話していた。 尤も、今話しているのは気弱そうな少年で、少女は『心此処に在らず』といった感じである。 「――さん?――や原さん?茅原さん?……大丈夫ですか?」 心配そうに少年――加賀谷秋人が話を中断して声をかける。 「――ぁ、い、いえっ、大丈夫です。す、すみません、加賀谷君。少しぼうっとしていました」 少女――茅原千草は、はっ、とするように一瞬だけ目を見開いて、慌てて微笑んだ。 それを見た加賀谷は頭を下げる。 「僕の方こそすみません。茅原さんの体調が優れていないのに、歩美さんとのことの相談に乗ってもらってしまって……」 「そ、そんな頭下げなくていいんですよっ、加賀谷君!? 私は別に、気分が悪いとかじゃ……」 「……本当ですか……?」 恐る恐る、といったように加賀谷は顔を上げる。 その後、一度微笑んで、茅原の手を取る。 「それなら良かったです。でも話はこれくらいにします。茅原さん、貴女の顔色が少し悪いのは本当ですから」 ありがとうございました、と茅原に礼を言って、加賀谷は支部を出て行く。 それを手を振って見送った後、茅原も支部を一度出て、上にある自分の部屋に戻った。 ◇◆◇◆ ――がちゃん。 玄関の扉を閉めて靴を脱いで部屋に上がる。 いつもはきちんと揃える靴を今日は脱いだままにして、茅原は奥にあるベッドに座った。 ――どうして今“あの人”との出会いを思い出すのか。 過去の無い少女の中の、最初の記憶。それがフラッシュバックする。 「……今日、まだ会ってないから、かな……?」 呟き、顔を赤く染めて、ぶんぶん、と頭を横に振る。 これではまるで恋人みたいじゃないか、と否定しながら。 『……一緒に居ると、安心できるんですよね。でも危なっかしいので、僕が護らなきゃ、とも思います』 先程話していた加賀谷の言葉が頭に響く。 『それが僕の動く理由になってたりして、そういう意味で、彼女は僕の恩人なのかなって。そう思うんですよ』 加賀谷の声が響く中に、一人の顔が浮かぶ。いつも冷静で本心を出さず自分にも周りにも厳しく、冷酷と取られることの多い、一人の男の顔が。 「鳴神さん……」 茅原は倒れ込むようにして背中からベッドに寝転がった。 ◇◆◇◆ ――出会いから数日、あの人は『私』とずっと一緒だった。 『私』はまだ私ではなくて、凄く不安定だった。 肉体は今とさほど変わらなかったけれど、精神はまるで幼児のようで、会話もろくにできなかった。 ――でも。それでもあの人は一緒に居てくれた。 『私』が前を歩くあの人を追いかけようとして転ぶと、あの人は立ち止まって『私』を見て、追い付くまで待ってくれた。 『私』が弱音を吐くと、決まってあの人は怖い顔をしてこう言った。 『お前には考える頭も、物を掴む腕も、立ち上がる足もある。お前のことはお前がなんとかしろ』 そう言った後は『私』を一度も見ずにどんどん前に行ってしまうので、『私』は歩くしかなかった。 ――さらに数週間が経って、私が今の私になった頃。 あの人はもう、私を待ってはくれなくなった。 何故ならそれは、私が私になったからだった。 あの人に褒めてもらったことは一度もない。あるのは叱られた記憶だけだ。 ――でも、何故叱られるのかはわかる。 あの人は私にできないことは絶対にやらせなかった。 私にできなくてあの人にできることは、全部あの人だけでやった。 そういう時あの人は、私には何も知らせない。 あの人が私を叱るのは、私がちゃんとやればできるのにできなかった時と、私ができないことをやろうとして失敗した時だけだった。 ――次第に叱る時以外で、あの人が私に話しかけることがなくなった。 そのことで一度、聞いたことがある。 『私のこと、嫌いですか?』と。 あの人は表情を変えず、私の顔を見ないで言った。 『好意も敵意も持ったことはない。どんな答えを望んでいるのかは知らないが、友情もなければ同族意識もない。私はお前に対して、興味を抱いたこともない』 ――涙が溢れた。 返す言葉は思い付かず、私は必死に何かを言おうとして、嗚咽を洩らした。 そこであの人はやっと私を見て、叱る時の顔で言った。 『いいか、茅原千草。最初は確かに伽藍で支えなければいけなかったが、今のお前にそれは必要ない。お前は既に、茅原千草という一人の人間だ』 思えばこの時、わけがわからないままでも縋りつくことは可能だっただろう。 けれどそれでは、何も変わらなかった。 あの人の表情は変わらない。変えることができない。 ――変えることができる人を、私は知らない。 ◇◆◇◆ 寝転んだベッドの上で、茅原はいつしか涙を流していた。 「何も……できないのかな……っ」 茅原がUGNに所属している理由は、所属することによって鳴神の手伝いができると思ったのと、いつか認めてもらえるかも知れないという期待からだった。 最初の出会いから一年以上経つ今でも、それは叶っていない。 「……そろそろ、帰ってきたかな……?」 ごしごし、と目を擦り涙を拭いて、茅原は支部へと降りる。 「ああもう、この書類どこで書こうかなぁ……向こうに支部長、こっちに鳴神さん。どっちも近寄りたくないしなぁ……あ、茅原さんお疲れ様です」 「お疲れ様です、篠原さん。鳴神さん、帰ってきてますか?」 「あ、ええ。でも今報告終えて『待機』を始めたばかりみたいですから、近寄らない方がいいですよ。それじゃ、失礼します」 「はい、篠原さんも頑張り過ぎて倒れないで下さいね」 廊下で擦れ違い様にエージェントと二、三言葉を交わし、茅原はロビーに入る。 鳴神はいつものように顔に本を乗せ、ソファに寝転がっていた。 何故か少しほっとしたような顔をして、茅原は起こさないように鳴神の傍に座る。 「……私に何か用か、茅原」 「ひゃあっぁう!? お、起きてたんですかっ!?」 ――ぱたん。 鳴神は本を閉じ体を起こして、ソファからずれ落ちて尻餅をついた茅原を見る。 「あー、うー、そ、そのぉ……お、お疲れ様です」 急に寂しくなった等と言えるはずもなく、しどろもどろになりながら微笑みを返すと、鳴神はそれを鼻で笑い、もう一度寝転がった。 「あうっ……笑うなんて酷いです、鳴神さん。え、えーと……そ、そうだっ、明日、出掛けてもいいですか?」 「勝手に行け。私に了解を取る必要はない」 「そ、そうですよねっ。で、では、行って来ますっ。……あ、う、こ、ここに座ってていいですか?」 慌てて這い上がるようにしてソファを軽く叩く。 「好きにしろ」 「あ、ありがとうございます」 ――かちっ、かちっ、かちっ、かちっ。 時計の音が空しく響く。会話はない。いたたまれない。 「ぁ、あのっ、鳴神さん?」 「……なんだ?」 露骨に嫌悪感を含ませた声で鳴神が返す。 茅原は冷や汗を掻きながら、必死に続ける。 「どうしてあの時、私を助けたんですか? 見捨てたり、UGNで保護したり、何でもできたはずです」 「……何故今それを聞く?」 ――ぱたん。 体を起こし、鳴神は茅原を見る。 「……聞きたくなったのが今だからです」 冷たい視線を送る鳴神と、叱られている子供のように涙目になっている茅原。 しばらく、静かな睨み合いが続く。 「……ふん。私はお前を助けたつもりはない。私は私の為にしか動かない。何故か? それは、動く必要がないからだ。他人の助け等をして何になる?」 「そ、それはその……そうすることで、その人の負担が軽くなって……楽になると思います」 「それは只の自己満足に過ぎないぞ、茅原千草。他人を助けることで自分の居る位置をその者よりも上に見ている自尊行為だ」 「っ……違いますっ!」 叫ぶような茅原の声が支部のロビーに響く。 立ち上がった茅原の正面に鳴神は立ち、本をポケットに仕舞いながら見下ろす。 「何が違うのか言ってみろ。『私はお前の助けをしてやっている』、『私がいなければ何もできない』と自分を持ち上げているのだろう?」 「違います! 私は一度だってそんな風に思ったことはありません!……私は何もできないから、せめて他の人を手伝えたらいいな、と……」 「ならばお前は足が不自由だがリハビリすれば歩けるようになる者に、車椅子を渡すと言うのか? 『私はこれを渡すことしかできない』と」 熱くなり声を荒げる茅原に対し、鳴神はいつも通りの冷ややかな声音でそれに応える。 「……っ、私は……っ、だって……」 「私の言っている意味がわからない馬鹿は、『FHのガキ』だけで充分だ。……ふん、寝ることも邪魔されるとはな」 ――ばさっ。 何も言えずに居る茅原に視線も向けず、鳴神は支部から出て行こうとする。 「……っ!」 反射的に駆け出して、鳴神の腕を掴む。 「どうしてそんなに、冷たい言葉ばかり選ぶんですか……っ」 両目の端から涙を零し、あるだけの力で、逃がさないとばかりに腕を掴む。 「どうしてそんなに、嫌われようとするんですか……っ!」 少女は目の前に居る男に連れられて、他人を退け、断ち切り続けた者の行く末を何度も見てきた。 「どうして貴方は自分から絆(ロイス)を切ろうとするんですか……っ……それを失くせばどうなるか、貴方は私より知ってるはずなのにっ!」 それは問い掛けというよりも、慟哭だった。 慟哭する少女を引き剥がし、男はまた歩き出す。 だが何度引き剥がされても少女は男にしがみ付いた。 何度も何度もそれは繰り返され、男は溜め息をついて路地に入る。 「私が私をどうしようと、お前には関係ないだろう。離せ、茅原」 「嫌ですっ……関係、あります……っ」 「ほう、それはなんだ?」 「鳴神さんは昔……私にはもう支えは要らないと言いました。でもそれは間違いです」 小柄な少女は長身の男を見上げ、きっ、と強く睨みつける。 「私は支えがなければ立てません……でも、『車椅子』(からだのささえ)は要りません。『介助者』(こころのささえ)が欲しいんです……っ」 涙を拭いて、微笑みながら少女は続ける。 「鳴神さんは私の、『お父さん』であり『先生』であり『大切な人』であり『護りたいもの』なんです。貴方が居なければ、今の私は居ません」 それは力強い意志を持った言葉だった。 「……勝手に言っていろ」 「……勝手にします。何があっても、私は鳴神さんを信じます。他の人が何を言っても、惑わされたりしません」 少女は男の瞳の中に先程とは違うものを見て、腕を離す。 そして小さく礼をした。 「先に帰ります。支部の方々にも迷惑をかけてしまったと思いますので……。邪魔をしてすみませんでした」 茅原が駆け足でその場を去った後、路地に残った鳴神は自分の右手を見つめて口を開く。 「あれをあそこまで依存させたのは私、ということか。やはり少し過保護すぎたようだ。……ならば責任を取るしかない、か」 民家の壁に拳をぶつける。僅かな《ワーディング》の気配と共に、ぴしっ、とひび割れる壁を見つめ、冷酷な殺戮者は空を仰いだ。 「私には『欲望』(ねがい)がある。そろそろ終わらせよう、蓬莱人形。……その為に、繋がりを切る必要がある」 ――ばさっ。 コートを翻し、道を引き返しながら、ぎりっ、と歯を噛み締める。 「私は全てを裏切り、欺き、高みに登る。全て貴様の計画通りに進ませるつもりはないぞ、アルフレッド・J・コードウェルよ」 ◇◆◇◆ ――数日後。 いつものようにソファで寝ていた鳴神は、近づいてくる気配で起きた。 だが、それが誰かわかった彼はもう一度意識を閉ざす。 その光景は、度々目撃されるようになっていた。 今日も少女は男の隣に座って本を読む。 小さな子供が、わざわざ親の近くまで絵本を持ってきて開くのと同じように――